「注文住宅って、最初に聞いていた金額より高くなるって本当?」
そんな不安を感じている方は多いと思います。
実際、家づくりで予算オーバーする人は珍しくありません。
しかし今回紹介するのは、よくある数十万円・数百万円の話ではありません。
👉 最終的な増額は、なんと約1,000万円。
アイ工務店で約40坪のマイホームを建てた私たちは、当初「総額3,500万円くらいでいけたら理想だな」と考えていました。しかし、
アイ工務店から最初に出てきた見積が、いきなり4300万円ほど。
この時点で、すでに約800万円の予算オーバーです。
「え、もう超えてるの?」と焦る人も多いと思いますが、実は当初の 3,500万円は“ネットでよく見る平均的な数字”を参考にした目安で、最初からガチガチに固めた予算というより「ひとまずの目標ライン」でした。ここで大事なのは、“予算オーバー=失敗”ではないということ。
私たちの場合は、吹き抜けや大開口、収納計画、設備グレードなど**「かっこよさ」と「暮らしやすさ」にこだわる前提**だったので、ある程度上振れするのは正直想定内でした。
ただし――
そこからさらに金額が膨らみ、最終的な総額は〇〇,〇〇〇,〇〇〇円に到達します。
「なぜここまで増えたのか?」
その答えは、意外と多くの人が見落としがちな “見えないお金” にありました。この記事では、
アイ工務店で約40坪の注文住宅を建てたSBHouseの実例をもとに、
- なぜここまで金額が増えたのか
- どこが「納得できる増額」で、どこが「想定外」だったのか
- これから家を建てる人が絶対に知っておくべき注意点
を、全見積もりの内訳とともにリアルに解説します。
↓YouTubeでも解説しています。動画でご視聴したい方はぜひどうぞ。
この記事でわかること
- 注文住宅で予算オーバーが起きる本当の理由
- 「見える増額」と「見えない増額」の違い
- アイ工務店で建てた40坪のリアルな総額
- 予算オーバーを防ぐためにやるべきこと
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1. 建物の概要|アイ工務店で建てた40坪の注文住宅
まずは、今回の家づくりの前提条件を整理します。
- ハウスメーカー:アイ工務店
- 延床面積:約40坪(約132㎡)
- 間取り:2階建て/26畳LDK/4.5畳の吹き抜けあり
- 特徴:
- 大開口の窓
- デザイン性重視
- 家事動線と収納を最優先
当初の建築予算目標は3,500万円前後でした。
しかし、最終的な総額は……
46,352,646円
約1,000万円以上の予算オーバーです。
(ここには約500万円分の値引きがされています。もし値引きがなかったと思うとゾッとします。)
2. 【見える増額】満足度を高めたオプション費用の内訳
ここからは「納得して支払った増額」を見ていきます。
これらは後悔ではなく、暮らしの満足度を大きく上げた投資でした。
キッチン(グラフテクト)|約185万円

- 標準仕様よりワンランク上のグレードを採用
- バックセット込み
- デザイン・使い勝手ともに満足度は非常に高い
オープン階段+アイアン手すり|約120万円

- 吹き抜けと相性抜群
- 空間の“かっこよさ”を決定づけた要素
浴室(TOTO サザナ 1.25坪)|約55万円

- サイズアップ+グレードアップ
- 将来を考えてゆとり重視
リビングの石材(ヴァルスストーン)|約48万円

- テレビ背面のアクセント
- 空間に重厚感が出て満足度は高い
床暖房(LDK3系統)|約47万円
- 冷え性対策として導入
- 冬の快適性は段違い
造作家具・収納|100万円以上

- 隠蔽配管を兼ねた造作ベンチ:約45万円
- パントリー・ランドリー収納など
👉 ここまでで約550〜600万円の増額
ただし、これらは「やってよかった」と思える部分です。
3. 【最大の誤算】見えない増額|土地とインフラ費用
ここからが本当の地獄です。
SBHouseが「想定外だった」と感じた最大のポイントは、
建物以外にかかるお金でした。
土入れ(造成工事)|約313万円
- もともと田んぼだった土地
- 大量の土が必要になり高額に
水道引き込み工事|約380万円
- 水道管が遠く、増設が必要
- 自治体納付金:約75万円含む
※当初、ハウスメーカー指定業者の見積もりは580万円。
自分で業者を探し直したことで、約200万円削減できました。
土地関連・諸費用|約190万円
- 農地転用
- 開発測量
- 各種申請費用
👉 土地をすでに所有していたにも関わらず、約900万円近い出費
これは多くの人が見落とすポイントです。
4. 外構・カーテン|後回しにすると確実に予算オーバー
外構費用|約525万円
- 当初見積もり:240万円
- 実際:
- ウッドデッキ
- ガビオン(石籠)
- アプローチ
- カーポート
👉 理想を詰め込んだ結果、2倍以上に。
カーテン|約32万円
- ニトリでコスト調整
- バーチカルブラインド多用
オーダー専門店なら100万円超の可能性もありました。
5. 最終総額はいくらになったのか?
すべてを合計した結果…
46,352,646円
当初想定:3,500万円
👉 約1,000万円以上の予算オーバー
6. ここから学べる「予算オーバーを防ぐ3つの教訓」
① 必ず「総額」で資金計画を立てる
- 建物本体
- 外構
- 水道・造成
- 諸費用
- 融資関連費用
👉 家づくりは「家+家以外」で考える
② インフラ費用は契約前に徹底調査
- 水道
- 地盤
- 造成
ここを甘く見ると一気に数百万円変わります。
③ 見積もりは「最低限」だと思う
- 外構
- カーテン
- 造作
理想を入れると必ず増える前提で考えましょう。
7. まとめ|「見えないお金」を知るだけで失敗は防げる
今回の実例は決して特別ではありません。
むしろ、注文住宅ではよくある話です。
ただ一つ言えるのは、
「家本体以外に、これだけお金がかかる」
という現実を事前に知っているかどうかで、
家づくりの満足度は大きく変わるということ。
この記事が、
あなたの予算オーバーを防ぐ“現実的な判断材料”になれば幸いです。
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