「アイ工務店、性能もデザインも良さそうだし気になってる。」
「でも本当に自分たちに合っているのかな?」
口コミを見ると、こんな声がありますよね。
- 性能が高い
- 間取りの自由度が高い
- コスパがいい
その一方で、こんな声も目にすると思います。
- 担当者によって差がある
- 施工ミスが心配
- 契約後に金額が上がった
実際我が家も契約前にはかなり調べました。
そして実際に家を建ててみると、想像以上に良かったところもあれば、契約前にもっと確認しておけば良かったと思うところもありました。
住宅会社は単純に「いい会社・悪い会社」で決められるものではありません。
大切なのは、ハウスメーカーの特徴と自分たちの家づくりの進め方が合っているかどうかだと思っています。
今回は、実際にアイ工務店で家を建てて3年暮らしてきた施主目線で、アイ工務店との相性を見極める6つのポイントを、契約前に確認してほしいことも交えてお伝えします。
↓動画でも解説しています。よければご視聴ください。
我が家の基本スペック
- ハウスメーカー:アイ工務店
- 延床面積:約40坪
- 建物:木造2階建て
- LDK:約26畳・約4.5畳の吹き抜けあり
- 居住年数:約3年

カタログや見積もり書だけでは分かりにくいのが、住宅会社との「相性」です。
今回の動画・記事を最後まで見ていただくと、アイ工務店に合いやすい人と、少し慎重に考えた方がいい人が、施主目線でかなり見えてくると思います。
それでは6つのポイントを順番に見ていきましょう。
①性能もデザインも価格も、できれば諦めたくない人
家づくりを始めると、本当に色々欲しくなりますよね。
- 冬暖かく夏涼しい家にしたい
- 耐震性にも強くしたい
- LDKは広く、吹き抜けも欲しい
- キッチンはおしゃれに、収納も充実させたい
- 外観にもこだわりたい
でももちろん予算にも限界があります。全部欲しいんですよね。我が家もまさにそうでした。

我が家は延べ約40坪、LDKは約26畳で約4.5畳の吹き抜けも採用しています。
キッチンはグラフテクトにこだわり、オープン階段やテレビ裏のアクセントタイルなどデザイン面でも色々採用しました。
一方で住宅性能も妥協したくありませんでした。
住んでみた実感
実際に約3年住んでいますが、家の広さや吹き抜けを考えても、夏も冬もかなり快適に過ごせています。もちろんもっと高性能な住宅会社もありますし、逆にもっと安く建てられる会社、デザインだけならさらに尖った提案をしてくれる会社もあります。
ただ、性能・デザイン・自由度・価格を全部ある程度高い水準でまとめたいという人には、アイ工務店はかなり候補に入りやすい住宅会社だと思っています。
家づくりでは1つの強みだけが飛び抜けていても、自分たちの満足度が高くなるとは限りません。
- 断熱性能はすごく高いけど、やりたい間取りができない
- デザインは最高だけど、予算を大幅に超えてしまう
- 価格は安いけど、標準仕様では満足できずオプションだらけになる
というようなことも起こりえます。
アイ工務店はどれか1つで100点を取るというより、色々な項目で90点を狙いやすいメーカーというイメージに近いです。
性能だけ・価格だけでなく、家全体とのバランスを大切にしたい方は、アイ工務店と相性がばっちりだと思います。
②「最初の見積もり=最終金額」ではないと理解できる人
アイ工務店を検討するとき、やっぱり1番気になるのが見積もりですよね。
住宅会社を何社か比較すると、この会社は3000万円、こっちは3300万円のように数字が出てきます。そうするとどうしても1番最初の金額を比べたくなります。
ただ注文住宅では、最初の見積もり=最終的に支払う金額ではありません。
正直な感想
我が家も最初の見積もりから最終金額は上がりました。1万円、5万円、10万円と1つずつ見るとこれくらいならと思いますが、最後に全部集計すると「こんなにオプション金額が上がったかな」というくらいの金額になります。注文住宅ではここが怖いところです。
理由は色々あります。
- キッチンや洗面のグレードアップ
- おしゃれな照明、造作収納の設置
- 外構工事の費用(我が家は約500万円)
- 土地の条件による地盤改良などの追加費用
- 打ち合わせ中に増えていく「これもやりたい」の積み重ね

だからこそ契約前に確認してほしいのは、建物本体価格がいくらかではなく、自分たちの希望を入れたら最終的にいくらになるのかということです。
他社と比較するときも条件を揃えないと、総額だけを比べても正確には判断できません。確認しておきたいのは、こんなポイントです。
- 希望しているキッチンは入っているか
- 床は標準か
- 吹き抜けは入っているか
- 照明やカーテンの費用はどこまで含まれているか
- 外構はいくら見ているか
土地探しの段階から、条件による追加費用まで見据えて動けると、この後の資金計画がかなり楽になります。まだ土地が決まっていない方は、早めに複数社の提案を比較しておくのがおすすめです。
そしてある程度余裕を持った資金計画をしておくこと。これは本当に大切です。
逆に契約時の金額から1円も増やしたくないという方は、注文住宅そのものと少し相性が悪い可能性もあります。自由に選べるということは、増額する選択肢もたくさんあるということです。
住宅ローンの組み方次第でも、月々の返済の余裕度はかなり変わります。金利タイプや借入先を比較しておくと、増額分も含めて計画しやすくなります。
公式の自由度を活かしながら、最初の価格より完成総額を管理できる人。ここはかなり大切なポイントだと思います。
③標準仕様とオプションに、自分なりのメリハリをつけられる人
住宅会社を選ぶとき、標準仕様でどこまで満足できるのかも気になりますよね。
アイ工務店は標準仕様でも十分素敵な家を作れるハウスメーカーだと感じています。全部をオプションにしなくても、自分の好みに合う標準仕様をうまく選べば満足できる部分は多いと思います。
特に直近の大幅アップグレードでは性能・設備の標準仕様がさらに上がりました。他のメーカーだとオプション対応になるようなものが、アイ工務店では標準仕様ということもよくあります。公式サイトに標準仕様の詳細が掲載されているので、気になる方は一度チェックしてみてください。
しかしショールームに行くと話は変わります。
標準仕様よりもっとかっこいいキッチン、大きな食洗機、造作の洗面台、アクセントタイル。ショールームは本当によくできていて、これを全部採用したいと思ってしまいます。

我が家も優先順位を決めながら、かなりオプションを採用しました。
- グラフテクトのキッチン・洗面台
- 約1.25坪の浴室(TOTOのサザナ)
- テレビ裏のアクセントタイル
- オープン階段のブラックアイアン手すり
今でも採用して良かったなと思っています。特に毎日使う場所や、家の印象を大きく変える部分にお金をかけると満足度が高いです。
正直な感想
一方で「そこまでお金をかけなくても良かったかな」という部分もあります。例えば我が家の場合、寝室のダウンライトやダイニング東側のFIX窓です。つけたこと自体が大失敗というわけではありませんが、今もう一度家づくりをするなら、その金額を別の場所に使う選択肢もあるかなと思っています。
我が家がオプションを考えるとき意識していたのは、標準仕様との差が自分たちにとって本当に価値があるのかということです。
見た目が大きく変わるのか、使いやすくなるのか、家全体の雰囲気が変わるのか。毎日使うキッチンに5万円追加するのと、ほとんど使わない場所に5万円追加するのでは、同じ金額でも満足度は違います。
家づくりはオプションをたくさん採用した人が勝ちではありません。どこにお金をかけて、どこを標準で抑えるか。このメリハリが大事です。
レベルの高い標準仕様をうまく使って、本当にこだわりたいところだけをグレードアップしたいという方は、アイ工務店の家づくりと相性がいいと思います。
④間取りは「自分たちで考える」覚悟がある人
これはかなり重要なポイントです。アイ工務店を検討している方の中には、完全自由設計だから気になっているという方も多いと思います。私たちもそうでした。
LDKを広くしたい、吹き抜けをつけたい、収納をしっかり取りたい、動線も整えたい、見た目もこだわりたい。こういった希望をかなり反映することができました。

実は我が家はアイ工務店とは別に、第三者の一級建築士さんや住宅アドバイザーさんにも相談しています。そこで提案してもらった間取りのアイデアも、実際の家に落とし込むことができました。これはアイ工務店の自由度があったからこそできた部分だと思います。
ただしここで1つ注意があります。
契約前に伝えたいこと
自由設計だからと言って、何も考えずに待っていれば最高の間取りが自動的に出てくるわけではありません。自由度が高いということは、自分たちで決められる範囲が広いということ。つまり自分たちで考える場面が増えるということです。
SNSで見る間取りはおしゃれでも、自分たちの生活に合うとは限りません。実際に暮らしをイメージすると、確認しておきたいことがたくさんあります。
- 洗濯物はどこで干すのか
- 乾いた服はどこへしまうのか
- 買い物から帰って食品をどう運ぶのか
- 朝家族が同時に準備しても洗面は混雑しないのか
- コンセントは足りるのか
アイ工務店では営業担当さんが図面を書く、いわゆる営業図面です。そのため担当する営業さんの提案力や経験によって、間取りの出来や進めやすさは変わる部分があると感じました。
契約後の建築士さんとの打ち合わせも2回でした。正直1番大切なのに、建築士との打ち合わせが数回というのは少し心もとなく感じることもありました。
だからこそアイ工務店で自由設計を最大限活かしたいなら、「こんな暮らしがしたい」という希望を自分たちである程度整理しておくこと。これが大切です。間取りそのものを書く必要はありません。
例えば「リビングを20畳にしたい」だけでなく、「子供がリビングで遊んでいてもキッチンから見えるようにしたい」「洗濯して干して仕舞うまで1回で終わらせたい」「玄関から生活感が見えないようにしたい」といった、暮らし方の要望を伝えることが大切です。
逆に「間取りは営業マンではなく建築士に考えてほしい」「何も言わなくても最適な提案をしてほしい」という方は、アイ工務店には向いていないのかもしれません。
契約前に、誰が間取りを書くのか、設計士はいつ入るのか、何回打ち合わせできるのか、間取りの変更はどこまで可能なのか。ここまで確認しておくことをお勧めします。
自分たちだけで整理するのが不安な場合は、第三者の建築士やアドバイザーに間取りを見てもらうという方法もあります。
⑤担当者さんとの相性を見極められる人
これは我が家が1番伝えたいポイントかもしれません。担当者さんです。
住宅会社選びをするとき、断熱性能、耐震性能、価格、標準仕様、保証、こういうところはかなり調べると思います。でも実際の家づくりでは、それと同じくらい誰と家づくりを進めるかが重要です。

我が家は完成した家そのものは本当に満足しています。ただ最初の担当さんとの打ち合わせはかなり大変でした。提案内容、レスポンス、こちらが伝えた内容の反映、コミュニケーション、色々な部分で不安を感じることがありました。
正直な感想
実際、住宅アドバイザーさんが間に入ってくれていなかったら、今ほど納得できる家になっていなかったと本気で思っています。アドバイザーさんに間を取り持っていただき、途中で担当者さんを変更してもらってからは、打ち合わせもかなりスムーズになりました。
ここで感じたのは、同じアイ工務店でも担当者さんが違うだけで、家づくりの進みやすさはかなり変わるということです。
これはもちろんアイ工務店だけの話ではなく、どの住宅会社でも担当者さんとの相性はあります。ただ自由度が高く、営業担当さんとのやり取りが多い会社ほど、その差は大きくなりやすいと思います。
では契約前に何を見て判断するのか。今だからこそ思うのは、こちらに真摯に向き合ってくれているかということです。
- 質問した時に曖昧にせず説明してくれるか
- 分からないことを分からないままにせず、後日きちんと回答してくれるか
- 要望に対して「できます」だけでなく、別の選択肢やデメリットまで説明してくれるか
- レスポンスのペースが自分たちと合っているか
- 打ち合わせの内容をきちんと把握しているか
特に大事なのが、契約をせかす様子がないかどうかです。契約前は当然どの会社も丁寧です。なのでこの人は感じがいいというだけでなく、仕事の進め方が信頼できるかまで見た方がいいと思います。
そしてもし契約後にどうしても合わないと感じたら、担当変更をお願いすることも選択肢です。せっかく担当してくれているから言いにくいと思う気持ちも分かります。我が家もそうでした。
ただ家は何千万円という買い物ですし、その後何十年と暮らします。担当者さんに気を使いすぎて自分たちが我慢するのは違うと思っています。必要であれば第三者の住宅アドバイザーさんに相談する方法もあります。
住宅会社を選ぶだけでなく、担当者も選ぶ。これはアイ工務店を検討するなら、ぜひ覚えておいて欲しいです。
⑥完成まで「任せきり」にしない意識を持てる人
最後6つ目。家づくりを住宅会社に完全に任せ切りにしないことです。
間取りが決まり、仕様が決まり、色決めも終わって着工すると、かなりほっとします。長かった打ち合わせも一区切り。あとは完成を待つだけ。そう思いますよね。我が家もそうでした。
現場へ行くと、基礎ができている、柱が立っている、窓が入っている、壁ができている。だんだん自分たちのお家になっていく。もうそれだけで嬉しくて、お任せモードになってしまいます。

今振り返って思うこと
もう少し図面と照らし合わせながら現場を見ておけば良かったと思っています。我が家では実際に、ハンガーパイプの付け忘れ、トイレの収納の設置ミス、コンセントパネルの色の間違いなど、施工上で気になるところがいくつかありました。
もちろん構造や防水、断熱施工など専門的な部分を施主だけで判断するのは難しいですし、現場へ毎日行けば施工ミスを防げるという単純な話でもありません。
ただコンセントの位置、スイッチの位置、棚の高さ、ハンガーパイプ、照明位置、設備の位置。こういったところは図面と照らし合わせることで、施主でも確認できる場合があります。特に壁が閉じてしまうと確認しにくくなるものもあります。
だから「なんとなく違う気がする」と思ったら、完成後まで待たずに聞く。これは大事です。
現場監督さんに質問するのって、最初は少し勇気がいります。細かいことだと思われないかなと考えてしまう人もいると思います。でも普通に「図面だとここに棚があると思うんですけど、この後つきますか」と確認すればいいんです。
家づくりは住宅会社と施主が一緒に作っていくものです。気づいた時点で確認することで、大きな修正を避けられることもあります。
また、施工品質がどうしても心配な方は、第三者によるホームインスペクション(住宅診断)を入れる考え方もあります。
施主が全部チェックする必要はありません。でも「住宅会社に任せたからもう何も見なくて大丈夫」ではなく、節目節目で確認する。この姿勢がある方は、自由度の高い注文住宅と相性がいいと思います。
まとめ:アイ工務店と相性がいいのはこんな人
ここまで聞いて、自分たちだけで全部判断できるかなと思った方もいるかもしれません。家づくりでは間取りや仕様書では見たことのない用語がたくさん出てきますし、見積もり書では今まで見たことないくらい高い数字が並びます。初めはこれでいいのかなと思うのは普通のことです。
我が家が約3年住んで感じる結論として、アイ工務店はハウスメーカー任せにせず、自分たちで考えて自分たちらしいお家を作っていきたい人にかなり合う会社だと思います。
- 性能・デザイン・価格のバランスを取りたい
- 間取りにもこだわりたい
- レベルの高い標準仕様を活かしながら、一部はしっかりオプションを入れたい
- 契約後も見積もりや図面を自分たちで確認できる
こういう方は、アイ工務店の自由度をかなり活かしやすいと思います。
私たちは決して、最初から最後まで何も問題がなかった家づくりではありません。途中で解約しようと思ったこともありました。それでも今、アイ工務店でこのお家を建てて良かったと思っています。
だからこそ「アイ工務店だから満足できた」というより、「アイ工務店の特徴と自分たちの進め方がうまく合ったから満足できた」という表現の方が近いです。
反対に、できるだけ全部お任せしたい、間取りも仕様もプロからどんどん提案してほしい、契約後は見積もりや図面をあまり確認したくない、金額が契約時から増える可能性をなくしたいという方は、しっかりと営業さんと連携を図ることが大切です。
アイ工務店は絶対にやめた方がいいというわけではありませんが、契約前にどこまで住宅会社側が提案してくれるのか、設計士とは何回相談できるのか、自分たちの希望を全部入れると最終金額はいくらになるのかなどを細かく確認してから決めた方が安心だと思います。
ハウスメーカーにはそれぞれ特徴があります。ネットで評判がいいから、性能のランキングが高かったから、値引きが大きかったからだけで決めるのではなく、自分たちがどういう家づくりをしたいのかから逆算して選ぶことが1番大切だと思います。
なお、アイ工務店の断熱・気密・耐震などの性能そのものについては、こちらの記事で詳しく解説しています。あわせて読んでみてください。
アイ工務店の性能を施主目線で徹底解説!断熱・気密・耐震まで本当の強みとは
アイ工務店をお得に建てる方法(SbHouse特別紹介)
ここまで読んで「アイ工務店、自分たちに合っていそう」と思った方に、最後にひとつお伝えしたいことがあります。
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今回の記事で紹介した通り、アイ工務店は自由度が高い分、担当者さんとの相性や間取りの詰め方によって満足度が変わりやすいメーカーです。だからこそ営業マンの指定や間取りの第三者チェックができるこの制度は、かなり心強いと思います。
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