「図面を何度も見て、ちゃんと確認したはずなのに…」
「住んでみてから『ここ、こうしておけばよかった』って後悔しないかな?」
間取りの打ち合わせが進むほど、こんな不安が出てきませんか?
我が家はアイ工務店で家を建てて、3年暮らしています。希望していた間取りはほぼ実現できて、今の家にはものすごく満足しています。
それでも、図面を見ていた時には気づけなかった後悔や、引き渡しの後に見つかった施工ミスがありました。
今回は、図面どおりに完成したのに使いにくかったこと、そして打ち合わせで決めたことが図面や現場に入っていなかったことを、我が家の体験からお話しします。
↓動画でも解説しています。よければご視聴ください。
図面を見返して、我が家の後悔は大きく2つありました
- 図面どおりに完成したけれど、住んでみたら使いにくかった(寝室のダウンライトなど)
- 打ち合わせで決めたことが、図面や現場にちゃんと入っているかもっと確認したかった
1つ目は、決めた場所にきちんと照明がついているのに「使わない」という後悔です。2つ目は、位置・高さ・数・色・収納が、図面どおりになっているかを照らし合わせきれなかった後悔です。
このあと、見直すタイミングごとに分けてお話しします。
【契約前】希望したものが図面と見積もりに入っているか、金額まで見たかった
まず契約前の話です。希望したものが図面に入っているか、そしてその金額が見積もり書に入っているか。ここをもっと細かく見ておきたかったです。
たとえば吹き抜け、ダウンフロア、ハイドア、オープン階段。図面を見て「いい感じになりそう」と思っていたんですが、その仕様にするといくらかかるのか、はっきり分かっていないものがありました。
我が家の場合、オープン階段だけで約34万1,000円かかっています。担当さんからは「大体30万円くらい上がりますね」という感じで聞いていたので、図面を見た時点では、正直ここまでの金額になるとは思っていませんでした。

ただ、これはあくまで概算の話です。差額が数万円でも、オプションをたくさん取り入れる注文住宅では、その積み重ねが数十万円、数百万円につながってしまいます。
だから、オプションを選ぶたびに「これを入れたらいくらくらい上がりますか?」ともっと細かく聞けばよかったと思っています。
- その項目は、見積もり書のどこに載っているか
- 打ち合わせ記録にも、その内容が書かれているか
この2つを確認しておけば、あとで「言った・言わない」にならなくて済みます。見積もり書の詳しい話はこちらの記事でもまとめているので、よければ合わせてご覧ください。
【最終図面を決める前】家具を置いて、そこで過ごす自分たちを想像したかった
次は、最終図面を決める前に見ておきたかった後悔です。図面を見れば、どの部屋に何がつくかは分かりますよね。でも家具を置いて、夜そこでどう過ごすかまでは、なかなか想像できませんでした。
寝室のダウンライトは、ほとんど使っていません
我が家の主寝室にはダウンライトをつけました。決めた場所にちゃんとついています。ところが、ベッドに寝転がってテレビを見ると、これが眩しいんです。
決めた時は、横になった時の光まで考えられていなかったんですよね。今は夜にダウンライトをほとんど使わず、枕元の間接照明をつけています。せっかくつけたのに、夜の出番はほぼありませんでした。

リビングも、夜は明るすぎました
リビングも、夜にダウンライトをつけると明るすぎます。普段はテレビ上部の間接照明だけをつけることが多いです。
間接照明だけの雰囲気もおしゃれで、結果オーライではあります。でも、ダウンライトの明るさを調整できる「調光」にしておけば、使い方を選べたなと思います。

逆に、ウォークインクローゼットは少し暗い
寝室とリビングは、せっかくつけたのにあまり使わない。一方で、ウォークインクローゼットは暗く感じます。手前にもう1灯あればよかったです。
同じ「照明」でも、こんなに違うものなんですね。
今、図面を見返すなら、こうします。
ベッドやソファーなどの家具も図面に書き込んで、実際に生活する姿を1つ1つ想像します。椅子に座ったらどこが明るいかな、ベッドで横になったら光が目に入らないかな、と。照明は数だけでなく、そこで過ごしている時にどう見えるかまで、担当さんと一緒に考えておくのがおすすめです。
ダイニング東側のFIX窓は、朝ちょっと眩しい
窓にも、住んでから「あれ?」と思った場所があります。ダイニングの東側につけたFIX窓(開閉しない窓)です。
朝の光を取り込みたくて採用したんですが、朝食を食べていると眩しくて、少し暑く感じることもあります。我が家は南側に大きな窓があるので、そちらから十分に光が入ります。今思うと、東側のFIX窓はなくてもよかったかもしれません。
もちろん、東向きの窓をつけない方がいいという話ではありません。我が家の場合は、窓の向きだけでなく、ダイニングテーブルをどこに置くか、朝は誰がどの椅子に座るか、そこまで考えておきたかったということです。

ちなみに、ダイニングテーブルや椅子は買うものを早めに決めて、その寸法に合わせて広さを考えました。なので「ダイニングが広すぎる・狭すぎる」という不満はありません。ただ、家具のサイズまで考えたのに、座った時の朝の光までは見えていなかったんですよね。
今なら、窓の大きさや数と一緒に、朝・昼・夕方で光がどう入るかも見ておきたいです。家具を置いた後に、そこから何が見えるかも大事でした。
家の中だけでなく、外も一緒に見ておく
- 窓の外には何が見えるか
- 逆に、外から家の中はどう見えるか
- 駐車場から玄関まで、どう歩くか
- 室外機や屋外コンセントは、どこに置くか
間取りが一段落してから外構に取り組むと、手遅れになってしまうかもしれません。外構計画も、家づくりと並行して早めに動くのがおすすめです。

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外構費用の実例はこちらの記事でも詳しくお話ししています。
ここまで読んで、「照明も窓も外構も、図面を見るだけで全部想像するのは難しそう」と感じた方もいると思います。自分たちだけで判断するのが不安な時は、SbHouse公式LINEの「間取り相談」をタップしてみてください。今の図面を、住宅アドバイザーに無料で相談できます。
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【工事が始まってから】図面どおりのはずが、現場で違っていたこと
ここからは、工事が始まってからの話です。何十時間もかけて打ち合わせした内容が、ちゃんと現場に伝わっているのか。本当に図面どおりの家になるのか。心配になりますよね。我が家もとても心配していました。
でも、その不安は的中しました。最後に追加した階段の手すりが、最終図面に入っていなかったんです。
私たちの確認ミスだったことは間違いありません。ただ、確かに変更をお願いしていたのに、と思ってしまいました。
手すりだけではありません。
- 玄関のハンガーパイプが1本ついていなかった
- キッチンのアクセントコンセントのパネルの色が違っていた
意外とたくさんあります。打ち合わせで決めたつもりでも、最新の図面には載っていないことがある。図面に載っていても、現場では違っていることがある。だから、図面と現場の両方を見ておきたかったです。収納の中やハンガーパイプのような付属品もついているか、ぜひ見ておいてください。
施主検査で見ていても、引き渡し後に見つかった2つの施工ミス
目に見える部分は、担当さんと指さし確認をしながらしっかりチェックしました。それでも、見落としてしまった部分があります。それは、パッと見て分かる場所ではありませんでした。
① キッチンのシンクに傷があり、キッチンを丸ごと交換
引き渡しから数日後、キッチンの洗剤ケースをどかしたら、新品のシンクに傷があったんです。初めてシンクを掃除しようとしたので、元からあった傷に間違いありません。
施主検査の時は、ケースをわざわざどかして見てはいませんでした。その場では気づけなかったんです。

結局、シンクだけを直すことはできず、キッチンを丸ごと交換することになりました。入れていた食器を全部出して、キッチンを外して取り替える。半日がかりの、かなり大がかりな工事でした。
② オープン階段が、1cm以上ずれていた
お気に入りのオープン階段にも、見落としがありました。なんと、階段の高さが1cm以上ずれていたんです。
たしかに、最後の1段だけ、なんだかつまずくような違和感はありました。実際に測ってみると、図面上は21cmなのに、最後の1段だけが22.5cm。しかも同じ踏み板なのに、左右の高さも微妙に違いました。これではさすがに危ないですよね。
施主検査の数十分の時間では気づけませんでしたが、引き渡しが終わって何日か過ごすうちに違和感に気づきました。すぐに担当営業さんに伝えて、再工事となりました。
階段を1回全部外して、高さを調整して再設置し、クロスや床の補修もする。ほぼ1日がかりの工事でした。無料でやり直してもらえたのはよかったです。ただ、家で1日工事が続くのは、気も使いますし、普段どおりには過ごせません。
みなさんには、施主検査でしっかり確認して、再工事がないようにしてもらいたいです。
施主検査で見ておきたいこと
- 置いてあるものの下は、どうなっているか
- 高さや位置は、図面と合っているか
- 品番や色は、決めたものと合っているか
現場には、図面とメジャーは必ず持っていきましょう。「ここ、違うかも」と思ったら、写真を撮って、図面のその場所と一緒に担当さんや現場監督さんに聞くと伝わりやすいです。我が家もLINEで写真を送って、気になったことを文字で残していました。
施工中に経験したことや確認するタイミングは、以前の施工ミスの動画でも詳しくお話ししているので、気になる方はYouTubeチャンネルのSbHouseでご覧ください。
費用はかかりますが、ホームインスペクション(第三者による住宅診断)を使うのも一つの方法です。安心のための費用と考えれば、高くはないはずです。ざっくりの費用や進め方は、無料で相談できます。相談するだけでも、選択肢は増えると思います。
実際に我が家が利用した体験談はこちらの記事にまとめています。
まとめ:図面は「見る時期」で、確認することが変わる
振り返ってみると、図面を見る時期によって、確認したかったことが違いました。
- 契約前:希望した間取りや設備が、図面にも見積もり書にも入っているか。オプションの金額も、もう少し詳しく聞いておけばよかった
- 最終図面を決める前:家具を置いて、そこにいる自分たちを想像する。ベッドで横になって照明は眩しくないか、朝ダイニングの椅子に座ったら光がどう入るか
- 工事が始まったら:最新の図面と現場を見比べる。位置・高さ・数・色・仕様は合っているか。気になった場所は写真に撮って担当さんに聞く
図面は、1回じっくり見たら終わりではないんですよね。契約前、最終図面を決める前、施工中。それぞれで見るところが変わります。
アイ工務店で建てて3年暮らした我が家は、希望していた間取りはほぼ実現できて、今の家にもとても満足しています。それでも、図面どおりにつけた照明や窓が、住んでみると合わなかった場所はありました。
これから図面を見る方は、広さや間取りだけに注目するのではなく、家具を置いて、朝から夜までどう過ごすかも想像してみてください。
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ここまで読んで、「自分の図面、確認できているか不安になってきた」という方に、最後にひとつお伝えしたいことがあります。
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今回お話ししたような照明や窓の位置は、図面の段階では気づきにくいところです。「今の図面で大丈夫か不安」「プロにもう一度チェックしてもらいたい」という方は、契約前・打ち合わせ中どちらのタイミングでも、一度プロに確認してもらうことをおすすめします。
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この記事の内容は、YouTubeチャンネル「SbHouse」でも動画で詳しく解説しています。よかったら、あわせてチャンネル登録もお待ちしています。


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